設計思想というのはあります
一番設計思想が違うなぁと感じた出来事は、アイコスでした。
あれって物凄く壊れるんですよ。
赤いエラーランプが点灯して使えなくなるとか、蓋が閉まらなくなるとか、充電できなくなるとか。
日本製では完全にあり得ない初期不良率を誇っていました。
それでも物凄く人気があり、入手困難だったアイコス。
その設計思想は「スタイリッシュに、不良がでたら即交換」でしょうね。
日本製との違いは不良を出さない方向では無く、出たら新品と交換するスキームであったこと。
web経由で不良の報告を入れると、2~3日後には交換の新品と不良品の返送用伝票が家に届いています。
到着が早い!はじめから交換する前提で仕組みが構築されてるんですね。
不良品と無くそうとする設計vs不良を前提とした設計
どちらが良いかとか決着の付く話では無いんですが、そういう考え方もありか!という気付きになりました。
日本の製造業がモノ作りに置いてどれだけ組立は正確に、検査で不良品を出さず、梱包を綺麗に、出荷は丁寧に「こだわって」モノを作ろうとしているかという話は書き出すと長くなるので機会があればまた次に。


