うっせぇわ問題

昨今取り沙汰されてますよね、Adoさんの歌が流行ってるけどあれを"不快だ"とか"子供が真似したら困る"とか言う論争。
結論から言うと私は反対派です。
理由は凄く簡単なんですけど、「うっせぇわ」を連呼する大サビが真似しやす過ぎてダメだと思うんですよ。
子供が安易に真似できてしまう環境が整えられて居るというのも非常に大きな要点です。
いまや個人持ちのスマホを持っていない人の方が少なく、小学生でも一人一台の感覚で持っています。
知り合いの子供は2才になる前からタブレッドで動画とか見てます。
端末があれば各サイト・SNS・アプリから当該楽曲はすぐに流れて、お店に入れば有線で既にかかってたりもします。
その環境でうっせぇわを真似するなって言う方が無理なんですよね。
「暴力で訴えずに言葉のみで表現してるんだから昔よりはるかにマシ」みたいな意見も聞こえてきてますが、それは考える事の出来る大人の理論です。
(比較対象:盗んだバイクで走り出す、夜の校舎窓ガラス壊してまわったetc)
今だからこそメディアにすぐ感化される子供を気に掛ける必要があると思っています。
言うまでもなくうっせぇわって言葉は「静かにして頂けないでしょうか」という言葉を粗雑に述べたもので日常生活においてすぐに出てくるものではありません。
うるさい!くらいはたまに言いいます、私も。しかし「うっせぇわ」とは人生において数える位しか発言した覚えが無いです。
平凡に暮らしていれば十年に一度あるかないかレベルの言葉なんですよ。
それを歌だからといって、いい印象に代わる訳では無いです。
そのような言葉を連呼してアハハと笑う子供に成って欲しくないと親は考えています。
だから、うっせぇわと言う言葉が褒められた表現では無いんだよという教育と共に贈るのであれば問題は大きくならないとも思っています。
考える事の出来る大人と、ただ単に真似してしまう子供は事情が異なると言う意見でした。
参考:歌詞全文の文字数に対する当該サビの文字数比率(At NAGISA調べ)
うっせぇわ
104/639文字 全体の16%がうっせぇわ
盗んだバイクで走り出す
33/554文字 全体の6%が盗難バイク疾走
夜の校舎窓ガラス壊してまわった
30/755文字 全体の4%が窓ガラス破壊


