私はレズビアン②カミングアウト(これからカミングアウトする人へ)
やっほー、みんな元気ー?も今週も上げてこー!
カミングアウトは15歳!丸之内です!🐆
前回のブログは読んでいただけましたでしょうか?今週はカミングアウトについてです。
自分がカミングアウトした時の事とか、カミングアウトを考えている人へ書いていこうと思います。
私がカミングアウトしたのは15歳、中学生の時でしたね。前回のブログで話したAちゃんを好きだって確信した時期に、近所のママ達が集まる飲み会に参加している時に「ママ、実は私、女の子が好きやねん…」と言いました。
もう、心臓ドッッッキドキで手震えるわ、声は震えるわ、言えた嬉しさとか否定されたらどうしようとか色々考えて涙止まらんわで、覚えてます。
お母さんは「あーそうなん!ママもね、昔女の子とチューしたことあるねん😂紗也香が誰を好きでもお母さんは気にしないよ」って言われてボロボロ泣きましたな。その後「ごめんなさい」って言った覚えもありますね。これから男の人と恋愛して結婚して子供を産むことが出来ない事とか、レズビアンである事が悪い事だとまだ心のどこかで思っていたので。
お母さんは「何で謝るのー。別にいいじゃん!紗也香の人生だし!」って言われました。
弟にカミングアウトした時は二人とも「ふーん、別にいいんじゃない?」って言われました。仲が悪いとかじゃなくて、姉弟間でそんなにお互いに干渉し合わないからですね。
父にはどうしても言えなくて(父はテレビでゲイの人とかオネエの方が出ていると「キモい」とか言うタイプの人間でした)
20歳の誕生日に言いましたね。その時は結婚も考えてた彼女もいたので「実は今付き合ってる人がいて、結婚も考えてて。女の人なんだけど。私女の子が好きやねん」って言いましたね。
父は少し黙った後に「いいんじゃないかな?紗也香の人生だし」と言ってましたね。
ちなみにおばあちゃんは「女の子が好きだなんて、そんなの遊びにしときなさい!!男の人と結婚しなさい!!」って言われましたね。
まぁ、おばあちゃんの世代なら仕方ないかなって思いました。
友達にカミングアウトした時は皆「あ、そうなん!」って言って普通に接してくれましたね。今でも皆、私が女の子を好きなのを分かってくれてるから好きな人が出来た時は女の子前提で聞いてくれます。ありがとう友よ。
仕事の上司や同僚にカミングアウトした時は「あ、そうなんや。女の子同士で付き合うのってどんな感じなの?女の子を好きってどんな感じなの?」と質問攻めでした。その時は一つ一つに答えてました。
私のカミングアウトした時の話はこんな感じです。
ここからは、これからカミングアウトを考えてる方、悩んでる方に私なりの考えを…。
これまで色んな人にカミングアウトしてきた私の考え方なんで「あ、こういう事もあるんだ」とか「なるほど」とか少しでも参考になればなって思います。
私はカミングアウトするのもしないのも貴方次第だと思います。カミングアウトした方が幸せになれるとか、カミングアウトしない方が幸せになれるとか思ってません。
貴方の状況や人間関係によって、変わってくると思います。
私は今まで色んな年齢の方、性別の方にカミングアウトしてきました。
その中で感じたのは「年齢ではなく、その人の価値観による」でした。
私の親は今40代後半です。今まで親と同じ位の年代の方何名かにカミングアウトしてきましたが、否定的な方、肯定してくれる方、半々でした。
ちなみに私が高校生の時に周りにカミングアウトした時は肯定7対否定3位の割合でした。
それぞれのカミングアウトした時の発言などは
次2つのブログで「カミングアウトして、言われて傷ついたり嫌だったこと」と「カミングアウトして、言われて嬉しかったこと」を詳しくブログに書こうと思います。
さて、何が言いたいかと言いますと「年代、性別関係なく、その人の価値観によるので貴方が『この人には伝えたい』『この人なら言えるかも』と思える人からカミングアウトしていくのがいいかもしれません。もちろん、その人全員が肯定してくれるかは分かりません。これはもう仕方がない事だと思っています。私が女の子を好きなのも、私が女の子を好きな事を否定する人、肯定する人も、それぞれの『育ってきた環境』『価値観』『考え方』なので。
貴方がカミングアウトしたい気持ちもとても分かります。私も自分に関わる全ての人に『理解してほしい』と思って手当たり次第にカミングアウトしてきました。その中で学んだのは『それぞれの価値観を否定しない事』です。
例え、否定されてもそれはその人の価値観だと思って受け入れました。余りにも攻撃してきたり相手の価値観を押し付けてくる人は自分から離れました。それは親でも友人でも職場の人でも知り合いでもそうでした。
『なんでわかってくれないの!?』と悩み怒る日々もありましたが、『私が女の子を好きなのを認めてよ!!』と押し付けるのはエゴだからです。
自分を認めてくれる人は大切にして、否定したり理解出来ないと言う人にはお互いに納得できるまで話し合うか、そっと離れるのが丸之内の考え方です。
こんな事言って、じゃあどうすればいいのさと思った方もいるかもしれません。
それなら、まずは同じ人にカミングアウトしてみたり相談してみるのがいいと思います。
同じ人というのは、LGBTの方です。
当事者同士なら、理解してもらえない辛さやカミングアウトする事への勇気、怖さなど理解してもらえやすいと思います。
もちろん、同じ性指向だからと言って皆が皆同じ考え方ではないと思うのでそこはご理解を。
けど、同じだからこそ分かり合えることは多いです。
これからカミングアウトを考えている方、とても勇気のいる事ですよね。恐怖心や勇気や周りと違う孤独感を感じている方もいると思います。
けど、私も同じです。
これだけは言えます。貴方が誰を好きになっても、誰も貴方を責める権利はありません。貴方は貴方が愛する人を愛する権利があります(もちろん、強制的にとか無理強いは駄目ですよ)。
貴方が貴方らしく、これからを過ごしていけますように。
はい、今週はここまで。これからも、私の経験談ですがレズビアンの丸之内としてブログをいくつか書かせていただきます。
ではでは、今週もあげてこー!丸之内でした🐆
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